症状関連

健康長寿のためには口の健康に気を付けて ⑨「義歯は重要だがそれだけではダメ」

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  東京科学大学の水口俊介先生より、 “健康長寿のためには口の健康に気を付けて”について9回目の講義を、「義歯は重要だがそれだけではダメ」についてお話しいただきます。高齢者の機能歯数は生存期間と関係があること、歯の喪失により栄養状態が低下し、多くの歯が抜けたまま放置しておくと死ぬリスクが高くなること、義歯をつくるだけでなく食べる能力をつけないと栄養状態は改善しないことが説明されました。

この記事の
執筆者・情報提供者

水口俊介

【略歴】 1983年 東京医科歯科大学歯学部歯学科卒業 2008年 同大大学院医歯学総合研究科全部床義歯補綴学分野教授 2013年 同大大学院医歯学総合研究科高齢者歯科学分野教授 2020年 日本老年歯科医学会理事長 2024年 東京医科歯科大学名誉教授 高齢者の嚙むことによる咬合・咀嚼機能回復に関する研究など、健康長寿社会の実現に向けた研究を幅広く推進。「口腔機能低下症」の概念と診断基準をまとめ、口腔機能評価の保険導入を推進。
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